2022/12/26にサウンドピーツのエアーポッズプロ似のコスパ系イヤホンが発売されます。
いきなりですが結論に参りたい。
このイヤホンは贅沢と必要十分の境界線をビタッと線引きしてくれる商品でコスパ系としてはかなりの破格の値段で買ってOK。
そして個人的に思う欠点は、2つあります。
①ペアリング済みデバイスを切り替える機能がないこと。 マルチポイント機能が搭載しており、複数の端末でイヤホンを登録することができるが、、、その切り替えが面倒。 接続済みのデバイスを手動で切断し、別のデバイスから改めて接続しなければならない。
②タップ操作が複雑! 次の曲に送る時の操作が右側1.5秒タッチする。なんなの、1.5秒、、笑 次の曲に送るのって必須機能なのに、絶妙なタッチ操作を求めてくるのと笑っちゃう。 しかも、前の曲に戻る機能はない。
これだけです。
ちなみにAir PodsはApple製品端末間で触るだけで切り替えられます。
さらにWF1000XM4では
接続先の端末で接続を試みると、元の接続先を解除してくれる機能アリ
まさにワンタップで2つの操作をしてくれる。この機能が本当に大活躍していて私には必須機能だったので、その機能がないことが欠点になりました。
昨今のイヤホンの用途
今や音楽用途だけではない、 完全独立型ワイヤレスイヤホンの存在。
人生を上手に生きるためのアイテムにもなりつつある。活かすも殺すも本人次第。
私は贅沢な音質も楽しみたいのが半分、人生をよくするアイテムとして機能性を重視したい気持ちも半分のタイプ。 ゴリゴリの音質にこだわって、人目を気にせずヘッドフォンを電車でしちゃう連中とは感覚が違います。
そんなわがままな私をそこそこ満たしてくれるのが、このSOUND PEATS Capsule3Pro。
いやあ満足。 カナル型が私が好きと言うのもあって、前回レビューしたAir3よりも満足度は高い。
パッケージがいかにも中華っぽいが、ほぼ全ての万人を満たしてくれるコスパ系。こういうイヤホンを1ヶ月使うと、WF1000XM4などの高級イヤホンに見られる「ここまでは要らないだろ機能」のあぶり出しにも役立つ。
そのほかは、価格なりではあるけど、その価格分はきっちり仕事をしてくれるイヤホンだなーって感じ。 ブランド価値とかを一切無視して、価格分をすべて機能性に注いでくれたイヤホン。
SONYのWF1000XM4との比較
通常価格,8480円。 しかし、この値段で買ってはいけません。
発売当初からセール時や5%オフクーポンを掛け合わせて、6000円前半まで安くなります。
発売記念に至っては5,752円。
比較した感じ、ざっくりこんなイメージで合っていると思います。
WF1000-XM4 | Capsule3 Pro | |
---|---|---|
値段 | 26000円まで価格下落 | 8480円(SALE時6000円台) |
音質 | 5 | 3.5 |
質感 | 5 | 4 |
通話 | 5 | 3 |
携帯性 | 5 | 5 |
ペアリング済みデバイス切替機能 | アリ | 無し |
ノイズキャンセリング | 5 | 3.5 |
基本的な外観など
Capsule3 Proのケース、質感も高級感がある。
フタの開閉もパカパカしているわけではなく、 ヒンジもしっかり。しっとり感のある開閉感が味わえる。WFのように1段階奥に開く感じはない。
メタリックなところもあって、ちょっと赤みがかったゴールド。 上部には外音取り込み機能のようなものか見られる。
イヤーチップは、S・M・Lサイズが存在して、WF-1000 シリーズに付属しているイヤーピースより一回りちっちゃい。けど悪くないイヤーピース。かっけえな。
なのでCapsule3 Proは耳にはニュルニュルと装着するのではなく、スッと入る印象です。
装着してるぜ!という感じもほとんどなく、WFシリーズのようなカナル型イヤホンよりも、中に押し込む感じがない。しかも、AirPods方のようにうどんの耳があるので、うどん部分を耳に密着させると、ぴたっと装着される。
中に押し込む感じではなく、耳にかける感じ。
基本スペックなど
Capsule3 Proの充電はUSB TYPE−C。
ケースの充電をランプの表示を色でお知らせしてくれるのは良い。
半分までは緑半分以下になるとき、60%以下になると赤が点滅するようだ。
私は5日に1回位の充電でほとんど緑しか点灯していない、黄色が点灯しているところは見たことない。
本体はWFに比べてツルツルしていて、コンパクトな分、タッチはしにくい、慣れが必要。
タッチ感度・反応も早くはなく、遅くなく。2018年に発売されたWF1000XM3と同等だと思う。
XM4はタッチ感度・反応がよくなっている。だからこれになれるとワンテンポ遅く感じる。
【気づき】WFシリーズの装着検出機能は要らない
SOUND PEATS Capsule3Proは、耳から外したら自動で音が止まる機能がない。しかし、逆に良かった。
SONYのこの機能ですが、いわゆる装着検出機能です。WF1000xM4の説明をみるとこんな感じ。
サウンドピーツを使ってきづいた、これは要らない。むしろなくて良い。シンプルイズベスト。 コンビニのレジに並んでも、イヤホンをとればいいだけ。
音楽が流れていようがいまいが関係ない。数十秒後にはまた耳にはめるから。
さらにWFをXM3の頃から3年以上使って、アンビエントサウンドモードを結構使った。
イヤホンをタップすれば、 外音を取り込むことができて、コンビニのレジでもイヤホンをつけながら会話することができるのが売りでもある。
でもこのWFのタップする場所、小さい。故に失敗することも多い。
それでコンビニであたふたするんだったら、いっそのこと全部流れたまま外しちゃったほうがいい。
カナル型×うどん形式
Capsule3 Proはカナル型であり、うどん形式。いわゆる airPods Pro形式。これが生活の中で気になったことは服を脱ぐとき、引っかかったこと。
イヤホンが生活の一部になっている人は注意。PCみて着替えてジム行くか、とか 生活の多くの場面で、イヤホンをつけている人の場合など。
ただ、だからといって、WFシリーズがうどん系でないイヤホンだからと言って、装着しながら着替えるときに、外れないかというとそうでもない。 ちょっと気になった程度である。
接続の速さ
これには驚かされた。WF-1000XM4の場合、 耳に装着すると「接続しました」の音声が流れる。SOUND Peatsの場合は耳に装着する前にすでにその音が流れており、すでに接続されている。
際立った恩恵を受ける事はないが、技術の良さを感じる。
音質の違いはあれど個人的には結構満足
Capsule3Proは、なんやかんや、LDAC対応とか音質の良さを謳っているが、もちろんWFシリーズから比べると全然及んでいない。むしろ3年前に発売された1000XM3の方が音質は良い。 もちろん1000XM4にも全く及ばない。
だからダメなのかというとそうでもなくて、私は結構満足した。WF1000XM3から 高音質のイヤホンをつけ始めて、早3年。
もうこのサウンド以外受け付けないだろうなと思って3週間装着しているが、意外と十分。
3週間つけて久しぶりにWF1000XM4をつけたら、、、
さすがにこれは違うなと笑っちゃうほどの音質の良さだった、、笑
なんでCapsule3Proの音質で足りたのだろうと考えていた。
私の生活スタイルの変化で挙げられるのは
- 音楽をそこまで聴かなくなった(ランニングや通勤時が中心)こと
- 移動時間はYouTubeで勉強
これが影響していると思う。人の声がクリアに聞こえる程度を求めていたのかな。
もちろん、最低限の音質は保証されているのが凄い。
上には上があるものの、数週間つけているとCapsule3Proがいい音質に聞こえてくる笑
こんな感じでみっちり1ヵ月間使ってみたけど、かなり満足できる完全独立型カナル型イヤホンだった。
以上。
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