中古iPad Proを購入を検討している人向けのお話。2018iPad Proが発売されて、2023年10月には5年経過する端末である。
「これを今から購入すべきかどうか」と言う議論がありますが、 発売初日からずっと使っている私から結論を二言。
結論
電池容量のチェックさえすれば、買っても良い!
2018年のiPad Pro 11インチの購入は、少なからずギャンブル要素がある!
私も5年間使っていますが、挙動に関してほとんど不満はなく、(メイン端末がMacになってしまったのもありますが)
サポートが切れるまで、いやサポートが切れても電池がつかなくなるまで使ってやろう!
と言う気持ちになるほど、2018iPadProは最高です。
「iPadは長期間にわたって使用できる最高のデバイスである」
ということを前提に
これらの人の参考になると思います。iPadは
やりたいことが決まってない人がやりたいこと見つけられる端末、それがiPad。
最新Air10.9や入門iPad10.2でなく、あえて古いProを選ぶ理由
とりあえずiPadが欲しいと言う人にもProモデルからぜひ経験してもらいたい。
- 細目のベゼルレス(Air,mini,無印iPadは 差別化なのかプロよりも太い)
- 120Hzの画面リフレッシュレート
- 想像超える6スピーカー
- 今でも明るい画面輝度
- 画面とペンシルの間に差がない「フルラミネーションディスプレイ」
- 特に120Hz画面リフレッシュレートとフルラミネーションディスプレイがセットになってる
これはやはり最新Airでも敵わない。
2018 iPad Proは最近のiPadと比較対象になるはずです。
型落ちiPadを買うときの1番大事なこと
電池容量です。 これ 最優先で考えていただきたい。
iPadの電池容量はiPhoneのように確認ができません。アップルのサポートセンターに問い合わせて確認するしか術がないようです。設定画面からも確認ができません。
事前に出品者にに問い合わせて、電池の残量がどのくらいか?この5年間に1度交換しているか?それはAppleのサポートか?などを問い合わせたほうがいい。
そうしないと メルカリで購入しても、思いのほか、電池が持たず,追加費用で18,800円取られるわけです。
2018 iPad Pro 11インチを購入する最も大事な要素は価格。電池交換だけで約20,000円近く取られると言うのは本末転倒。
そう考えると、アップルの整備済品を買うと言うのも1つの手になります。
\ 一度見てみましょう /
ただ、自分の欲しいモデルが常にあると限らないので、ここは運。
これが私の言うギャンブル要素の1つ。
2020や2021の11インチモデルは、やはり高いがその分信頼性があるため、買えるならそっちの方が良い。
発売初日からヘビーに使って5年経ったiPad Proの挙動
現に、 発売日の当日に買った私のiPad Pro 2018は電池持ちが結構やばい。
この端末をメルカリで売ったとしても私は多分「電池やばいです」とは書かない。皆さんも気をつけて欲しい。
普通に今充電しっぱなしにしているが、これもよくない管理の仕方。
ただ、充電ケーブルを抜くとものすごいスピードで電池がなくなっていくので、Mac miniのデュアルモニターとして使っている。
マックのユニバーサルコントロールという機能が、がすこぶる便利でデュアルモニターが必要ない位に便利である。
どんなふうに電池持ちが悪いかと言うと、満充電からケーブルを引っこ抜くと
- 画面暗くしてスリープにしているだけで、30分経過すると大体残りが85%。
- YouTubeを10分見ると、大体15% 消費。
- ウェブブラウザを10分やっていると10%消費。
- Amazonアプリで良い買い物をしたいと思っていたら、20%消費。
こんな感じである。
リチウムイオンバッテリーの過充電や電池容量が少なくなると、本体自体が起動しなくなって、危ない。
なので発売初日から使っている私は、ほんとにそろそろ電池を変えないと大変なことになる可能性があると言うレベルです。
2023年から3年使った場合(OSサポート切れ想定)
まずは、発売当初の価格と現在の価格からチェックしましょう。型落ちを買うのであれば、値段にはこだわりたいところ。
今までの傾向からして、サポートが切れるのは、1〜2年後の2025年あたりと想定される。
2016年に発売のiPad Pro 10.5インチは、2023年10月のiPadOS 17でサポートが切れることを決定している。
これが2年後に発売された「2018 iPad Pro」に当てはめると、最大でも3年後の iPadOSではサポートが切れると考えて良い。
なお、OSのサポートとセキュリティーアップデートのサポート対象を一緒にしてはいけない。
一応、OSのサポートが切れてもセキュリティーのサポートが受けられるので使い続けることができるが、1番買い替えの検討となるのがあと3年と言うことだろう。
最近の例だと、2023年3月27日に配信されたiPadOS15.7.4のセキュリティアップデートでは、すでにiPadOSのサポートが終了したiPad Air 2およびiPad mini 4がアップデート対象。
iPad mini 4は2015年に発売された端末である。 むしろ8年間経った今でもセキュリティーのアップデートが続いてるのは非常にありがたい。
アプリ等のアップデートはないものの、
私のようにiPadからMacへステップアップして娯楽用途にiPadを使用している人間にとって、
長く使うiPadとしては安全性が高いことは非常に評価できます。
2018年から8年後、つまり2026年もいまだにセキュリティーアップデートを受けられる可能性が高いと言うことだ。
グッドノートもApple純正メモアプリも使えるだろうから、メモ帳とウェブブラウジング位は全然できると思う。
iPadを通じてYouTubeデビューやブログでフィールド様々な新しい活動することができた。
それをきっかけにさらに効率化するためにMacにメイン端末を移行したため、iPadにそこまでのパワーを必要としなくなった。
最近は、MacとiPadを隣において、カーソルを行き来させたり、ファイルを移動させたりできるユニバーサルコントロールを多用したり、
kindleで読書Macで作業しているときの寄り道にiPadでウェブブラウザ程度になっている。
現実的な購入方法
→メルカリで50,000円から60,000円の間で購入。
Apple Storeで電池交換を考える(18800円)
運がよければ、そのまま使い続けて50,000円でラッキーパンチ。
1〜2万程度だろうか。サポート切れたiPad Proが2万円で売れるかも?
以上が現実的な、2018 iPad Proの購入方法だと思う。 こちらがギャンブル要素の2つになる。
買った値段(2018年)
現在所有しているモデルは、
iPad Pro2018のWi-Fiモデル512GB。
オンラインでは注文していなかったものの、発売日当日いきなり思い立って銀座のApple Storeに現地に買いに行ったのを今でも覚えています。
当時、135,000円で購入しました。
Apple Pencil2も15,000円だったのが懐かしい。 円安になる前の話ですね。
512GBという大容量Proモデルがペンシルと合わせて15万円。今考えると安い、、いや、高いけど。
現在のメルカリでの価格
2023年4月現在、メルカリでこのスペックを見ると5万〜6万円で取引されている。
4年で40%程度の下落。
むしろ優秀なのか?手残りは4〜5万になるだろう。
135000円から、約5年弱経過で4〜5万円。
つまり、5年でマイナス9〜10万円。
1年で1万5000円程度経費と考えるとむしろ安いだろうか。
やっぱりアップル製品は人気ですね。
Apple Trade inの下取りもみてみる
AppleTradeinで調べてみると、2018ipad Proの下取りは 一律に38000円。
そして電池交換はなんと2023/3に15,000円から3800円アップの18800円。
5年使うとiPadの用途が定まってくる
用途についてだが、iPad購入当初の2018年当時とかなり変化している。
昔の用途は、むしろProでなくてもよかった。恥ずかしいけど「Kindleがどこでも読みたい」この思いで購入。
なによりベゼルレスのiPad登場の衝撃は凄かったから、物欲を刺激された。
2018年は、AmazonのFireタブレットもしょぼいし、そしてiPhoneもまだ小さい。
そんな悩みがありました。
以前はiPhoneの最大は6.5インチ。
だから挙動がいいiPadだ!となったのを思い出す。
そしてYouTubeでも初めてみよう、とか思って動画編集を始めた。
今では動画編集で使ってるLumaFusionもA12Bionicチップなのでそれなりにかくついてきた。しかし、当時はサクサクだったんですよ。
M1MacBook Air 8GB も、3年後に購入したんですがFinal Cut ProXを使う時ほどカクついてはいない。
レンダリングとか書き出し速度考えなくてよいのが凄い。
PCだと考えなければいけないことを知ったけど、ルマフュージョンであればお手軽に初中級レベルのものは作成できる。
専業で一日何本も動画投稿しないし、 レンダリングしている間は、風呂入ったり他のことしちゃうので足りるし、1分1秒を争っていない。
その間にMacBookさわってればいい話。
ほとんどの人には、「2018 iPad Pro」レベルで必要充分
現在M2チップiPad Proが出ているものの、
もうこのレベルの端末って娯楽用途が強いiPadには要らない。
かなり幅広い層にとっては完成されているレベルだと思う。
M2ipadProが必要なレベルって
- 初めてiPadを買って長く使いたい人
- 2018年以前のホームボタン式iPadを使っている人
だと思っている。
5年間使ってiPadの使用用途って意外と多くないことに気づきました。
そりゃ「iPadは便利である」ことには間違い無いです。
ガッツリiPadで色々なことができるし、素晴らしい端末なんだけど、
やるならMacがよかったり、機動性はiPhoneに負けたり、カメラも成長しているものの、最新のiPhoneに勝てるはずもない。
i Padで景色を撮影することもないし、勉強用途でもiPhoneをスキャナーにしてPDFをiPadに送るのが面倒で、最初からiPadでスキャンすればいいじゃんとなる。と
iPadの「位置付けの結論」
やりたいことが決まってない人がやりたいこと見つけられる端末、それがiPad。
確かにiPadがあると、何かにチャレンジできるんです。
YouTuberデビュー、ブログデビュー(どちらもヘボすぎだが楽しい)。
機能が備わっているだけではなく、「何かをiPadでやりたい」
と思わせるような設計にしている。
改めて、スペックとか高コスパみたいなところとは無縁な分野で購入を判断できたと思う。
そう考えれば高コスパか。
でも私は巷で言われる「コスパ」って言葉は嫌いだ、気持ち悪い。
現在の使い方というと、だんだんYouTubeも強豪が凄くて、ちゃんと動画を作らないといけなくなった。
ちゃんとした高機能ソフトとプラグインも買って、視聴者に観やすい動画を心がけたい。そんな思いで
そのため、現在では、さすがにPCに動画編集を移行している。
こんな形で弱小ユーチューバーではあれば、多少なりとも副業で1年間で100,000円ちょっと稼ぐことができた。これも大きな成果だと思ってる。iPadはそういう意味で何かの始まりである。
例えるなら、初めて付き合った彼女のようだ。
男は馬鹿だから、中学生とか高校生に初めて付き合った彼女と絶対結婚すると思って付き合うけど99%別れる。でもその彼女がいたおかげで別の人に優しくなれたり、幸せになれたりするわけで、初カノがいなければこうなってはいない。iPadもそれと同じ役割をしてくれる。
5年経ったA 12チップの挙動
よく言われるのが、「高負荷作業をしなければ、昔のiPadでも足りる」
どこでも言われてると思います。
いわゆるウェブブラウザなら足りるって感じで大体合ってますが、
注意して欲しいのは
基本的な軽負荷のアプリでも、それなりに挙動スピードは落ちている
ということ。
私は最新のiPhone14ProMaxを使っていますが、
やはりSafari、アマゾン、楽天、写真、メモ
など、基本的にみんなが使うようなアプリでも若干のタイムラグがあります。
ただこれ自体も気にしなければ全く気にならないですし、アプリが落ちたり、固まったり、ガクガクしたりと言う事はありません。
ちょっともっさりしてるなそんなイメージです。
Windowsで言ったらcore i5になったようなイメージ。 例えが悪すぎました。
結論:買ってください
こんな感じでいろいろ述べたけど、2018 iPad Proは全然買って良いと思う。
やっぱりボタン式のiPadと違って、最初のベゼルレスのiPad数プロモデルと言うことで全く色あせていませんし、アップルも差別化を図っているので、買う価値はあります。電池にさえ注意すればね。
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